京都に住もう エリッツ

  • 標準

稲荷駅 ランプ小屋

準鉄道記念物

昭和45年(1970年)10月14日に準鉄道記念物に指定された、奈良線稲荷駅のランプ小屋。
当時の鉄道マンたちが使用していたものなど、歴史を思わせるものが多く保管されています。
現在、ランプ小屋には、当時の信号機や合図灯、汽車の尾灯、待合室照明用ランプ、明治12年8月18日現在の時刻表・運賃表(複写)などが保管され、建物入口には、「建物財産票」(明治12年10月)が掲示されています。

 

稲荷駅 ランプ小屋

旧東海道本線

現在では奈良線の駅である稲荷駅ですが、かつては東海道本線の駅でした。
大正10年、現在の東海道本線のルートである膳所~京都間が開通するまでは、旧東海道本線(馬場〈膳所〉~大谷~山科~稲荷~京都)が東西両京を結ぶ幹線として活躍していました。



稲荷駅 ランプ小屋

稲荷駅 ランプ小屋



この線区の建設には非常な難工事が伴い当時としては大がかりな土木工事でした。
これまで、線区の工事は、外国人によって鉄道開発がされてきましたが、1000分の25の勾配、逢坂山トンネルなどの難所の区間を初めて日本人だけで完成させました。
当時の鉄道マンたちの誇りと汗と苦労を「ランプ小屋」はひそやかに伝えています。
当時では倍の大きさがあった8平方メートルの小さな小屋は、旧東海道本線の建物として残った只一つのものとなっています。




一覧ページへ戻る